いまさら、3rd Live Tourの感想。
みなさん、おはようございます、こんにちは、こんばんわ。はじめましての方ははじめまして、おゔにるです。
今回は、ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 3rd LoveLive! Tour ~WONDERFUL STORIES~全体の、感想を書いていきたいと思います。決して、それぞれの公演の感想を書くのがめんどくさくなったとかじゃないですよ(震え声)
それにしても、なんか見覚えのあるタイトルですねぇ(他人事)
ん?なになに? また感想おせぇよ!ボケ! 7月8日に最終公演終わったのに7月終わりそうじゃねぇかナマケモノ!!
・・・・・・うるさいうるさいうるさい!(逆ギレ)だってディレイビューイングがあったんだもん!いいでしょ!
・・ごほん。茶番はこのくらいにしてと。
今回は、ツアーということもあって、前回の記事のような現地レポートのような形式ではなく、ライブから自分が感じた事を書いていきたいと思います。
なので、曲ごとの振り返りとか、現地の感想を期待してこられた方は、そっ閉じして下さい。当方、記憶力絶望的なので、そういうのが苦手ですし・・(言い訳)
では、ここからは筆者の自分語りが聞きたい方が残ったということ前提で話を進めさせて頂きます。
最初に、筆者の今回のライブツアーの参加履歴を紹介していこうと思います。
自分が参加した公演は、埼玉公演1日目現地、大阪公演1日目LV、福岡公演2日目公演LV、福岡公演1日目DVです。(時系列順とさせてもらいました。)
なので、主に上記の公演の内容を踏まえた感想であることをご理解ください。
その中で現地で参加し、印象的な埼玉公演1日目で感じた事を中心に、感想を書いていきます。
ただその前に(え 皆さんに考えてほしいのですが、現地でライブに参加することの意義って何だと思います?(めんどくさいオタク)
現地でキャストさんを応援できる、生の空気を感じられる、席によっては近くでキャストさんを見られる、推しや、見たいメンバーを見られる、もしかしたらレスももらえるかも。などなどメリットばかりで、LVは下位互換なのか?と聞かれると僕は否、と答えます。
LVは現地ではいい席でないと見られないメンバーのアップやLV特有の原作カット(印象的なのはMIRACLE WAVEバク転直後の八分割カットなど)を見られるし、LV会場向けにキャストさんが声をかけてくれる場面もあります。はずれ席が皆無なのもいいとこですね。(僕の場合、アリーナ席でしたが後方のため、ステージが見えませんでした)
ラブライブのライブはキャストさん(9人もしくは11人)、複数のスクリーンと観るとこが多くテンパってしまう(自分だけ?)のがLVでは一つの画面に集中できるというのもあると思います。
長々と話してきましたが、現地もLVも単純に優劣決めるべきではない、どちらもいいところがあると言いたかったのです。
でも、僕が今回のライブで強く想った、現地で参加する本当の意義とは、同じラブライブを愛するファンの方と会えるということです。
皆さんご存知の方が多いと思いますが、今回、3rdライブツアーが始まる前の生春さんの #もっと大きく夢を叫ぼうかのタグ、企画を通して、僕は様々なファンの方と繋がることが出来ました。
それまで、ファンミ千葉2日目夜公演、函館ユニットカーニバルと参加してきましたが、どれも1人で参戦していました。
ライブは間違いなく最高に楽しかったし、感動したけど、まわりの参加者の方々が楽しく仲間内で楽しく感想を言い合うのを見て、寂しい気持ちが芽生えました。
”僕も仲間内でライブの感想を話したい” ”でも話に入っていく勇気もないし・・”
”そんな繋がりを作るほどSNSに精通していないし"
そう得意の言い訳をして、自分を騙していました。そんな自分に手を差し伸べてくれたのが、上記の企画です。
そこから爆発的に、自分のコミュニティが広がっていきました。企画の中のカウントダウン企画の最後の記事から影響を受け、絶対にやらないと思っていたブログを始めました。その記事から、直接現地で会うことになる方とも繋がることができました。
この場を借りて、改めてお礼をさせて下さい。あの時、バトンをつないでくれたすべての方々、企画を通して僕と繋がってくれた全ての人へ、
ありがとうございます。
皆さんがいなければ、あの企画がなければ、今の僕はありません。本当に何度感謝しても足りません。そして願わくば、これからも末永くよろしくお願いします。
といったところで終われたら綺麗に収まるのかもしれませんがあくまで自分の3rdライブの感想なので、続きます。
繰り返すようですが、現地にライブに行く意義は、僕にとって大好きなオタク(失礼)と会うことです。だから、今までしなかった連番応募も、今後のライブではします。(ご用意されればですが)
結局何が言いたいかというと、Aqours、SaintSnowのキャストの方に会いに行くのと同じくらい、もしかしたらそれ以上に、皆さんと会う事を楽しみにしているのです。と大胆な告白をしたところで、やっとライブ自体の感想に入ります。(gdgd、やっとかよ)
前置きでも話したように一曲一曲話していたのではとても終わりませんので、印象に残った部分だけ。
みなさんが3rdライブで一番印象に残った曲は何でしょう?おそらく多くの方が、この曲を挙げるでしょう。
そう、MIRACLE WAVEです。
改めて振り返るまでもなく、この曲は物語上でも重要な立ち位置の曲です。歌詞はもちろん、ロンダート→バク転という”普通”の殻を破るためのAqoursのチャレンジ精神を体現したような振り付けも入っています。それを劇中で高海千歌がやる。ということは、キャストである伊波杏樹さんが同じことをやるであろう事は、ラブライブというコンテンツの歴史、信念からも予想はつくことでした。
ただ、素人考えでも実際ライブで、しかも6公演もあるツアーでそんなリスクのあることを本当にやるのだろうか。でも、伊波杏樹さんを信じたい。そう事前に僕は考えていました。
実際に現地でみたMIRACLE WAVEでは、アニメダイジェスト映像から丁寧に繋がれ、アニメと同じ衣装でキャストが登場し、いやでも期待が高まりました。そして、近づいてくるその瞬間。伊波さん以外のメンバーがドルフィンを始め、8人が地面に伏せる。その時から僕は祈るようにみかん色のペンライトを握り締めます。
そして、助走をつけ、ロンダートが決まる。そこからのバク転が・・・来ない。一瞬止まる。その時、恥ずかしながら僕の脳裏で、もしかしてやらないのか・・という考えが一瞬よぎりました、しかし、現実は違った。伊波さんは静止状態からのバク転を見事に決めます。そしてライブの盛り上がりは最高潮を迎えます。もちろん僕も例外ではありませんでした。自分でも驚くくらいの声を張り上げ、肩が痛くなるくらい手を振り上げました。
そして終わった後、思わず言ってしまった。”あんちゃん、信じていたよ!”と。どの口がそういうのか。さっきの自分の思ったことを忘れたのか。自分にしかわからない過ちを犯し、もうつくまいと思っていた嘘をつき、それでもライブは続きます。
次の山場は僕の中で、いや恐らくみなさんの中でも最高潮の盛り上がりをみせた、AqoursとSaintSnowが手を取り合ってSaint Aqours Snowとなって歌った1stシングル、
Awaken the Powerです。
物語上でも重要な役割を持つこの曲は自分にとっても特別な曲です。
ライブでは11人で歌うこの曲、正直、来てくれるのか半信半疑な部分もありましたが、歌いだしで二人のシルエットを見たとき、胸が高鳴りました。そして佐藤日向さんの呼びかけに応じ入場してくる9人のメンバー。予想はしていても最高に盛り上がりました。コールも夢中で入れ、千切れんばかりに腕を振りました。頭の片隅には僕が大好きで、現地では聴くことが叶わなかったNo brand girlsが頭をよぎりました。よかったぁ、今度は間に合った。心からそう思えました。
そして僕にとって最大の山場、それは曲だけでなく 、導入のアニメーションでも、重要な意味をもつ場面、今回のライブで最も待ち望んだ瞬間のはずでした。
僕が愛してやまない、アニメ2期12話のカウントアップシーンからのWATER BLUE NEW WORLDです。
ここで巷でも話題(?)のこの場面でカウントアップで10を言うのか問題。ここまで読んでいたただいている方の中でも、おそらく意見が分かれるところです。(この話題が苦手な方もいるでしょうが、私にとっては無視できない問題ですし、長くなります。)
言う派、言わない派。その中でも理由は様々。カウントアップなんだから10を言う人、自分の中で確固たる信念を持って言う人。物語の文脈を重視して言わない人、わからない、どーでもいいから言わない人。などetc。
肝心なお前はどうなのと言われると、どっちもやった派です。
は?イミワカンナイ、フザケテルノ?
そう思ったあなた、ごもっともです。でも、残念ながら大真面目です。
ここまで僕の文章を読んでくれた人ならなんとなく察しはつくかもしれませんが、僕は情緒不安定、やさしくいうと気分屋で、のくせに変に真面目なのです。そういう人格形成は間違いなく今までの自分のした事のツケを払ってると思いますが、いまさら変えようがありません。
無駄話はそこそこにし、詳しく話していくと埼玉公演1日目公演の時、大阪1日目公演の時は10、その後に続くサンシャインも言いました。その時の正直な気持ちは、Aqoursと同じ夢を追いかけたくて、そして、僕にとっての初のナンバリングライブで10と言える機会がきたことに舞い上がっていたのかもしれません。(こうは言ったものの、今はその時の事を後悔しているわけではありません。それも、意図はしてないでしょうが全力で肯定してくれた人がいたからです。嬉しかった、本当に。泣いてしまうほど。)
しかし、福岡両公演は言いませんでした。(2日目はサンシャインだけ言った)それはなぜか。いろんな人の意見に触れ、考え方が変わったからです。もともと、自分はラブライブ!、ラブライブサンシャイン!の物語が大好きな人間で、キャストさんを好きになったのも、それを誰よりも忠実に、時には大胆に表現してくれるからです。(もちろん、人間性が素晴らしいというのも大事ですが、それは後からついてきたものです。)
それを踏まえ、詳しい考察は他の方がしているので簡単に書くと、物語の文脈、カウントアップの後の間を考えると、言う暇がないし、言えないからです。
モヤモヤしてる方もいらっしゃるかもしれませんが、あえて話を先に進めます。
次はカウントアップ、円陣の先に続くWATER BLUE NEW WORLDという曲についてです。
この曲はラブライブ楽曲至上、1、2を争うぐらい、大好きな曲です。アニメ中でも泣きましたし、フルを聴いても泣きました。その理由は、この曲がAqoursの精神をこれでもかと言うほどに詰め込んだ、まさにサンシャインの集大成の曲だからです。そんな期待値最大の曲、ライブで聴いた感想はどうか。泣きませんでした。何も心に浮かんでこなかったのです。自分でも驚きました。
なぜ?それに答えを出す事、認めるのは難しかったですが、あえて言語化して行こうと思います。
これは、おそらく初日のライブ全体にかかってくることです。
自分にとって初のナンバリングライブ、しかもアニメ2期の集大成となるライブです。μ'sでいえば5thライブに当たる重要な意味をもつライブです。期待は最大限にしていたつもりでした。でも彼女たちは超えてきた、その期待を軽々と。
その筆頭がMIRACLE WAVEです。先程のMIRACLE WAVEの感想にもかかってくることですが、自分がついた嘘が急激にのしかかってきたのです。伊波さんを100%信じられなかったばかりか、それに嘘をついたのです。その報いを受けたのです。急激に、自分の心が冷めていく感覚がしました。彼女達が離れていったんじゃない。自分が離れていったんだと。まただ。また他の人のせいではなく、自分のせいで好きなものが離れていく。いやだ、絶対に。もう空っぽにはなりたくない。
見苦しいですが、僕の本心です。今までの人生もずっと同じことの繰り返しでした。だから変われなかった。嘘をついて、それを隠すために嘘を重ねて。しかも誰かを救うための嘘じゃない。自分だけを守るための汚い、口先だけの嘘。それに言い訳を重ねてきた。
ラブライブに出会って、そんな自分が変われたと思った。本気で好きなものには嘘をつきたくないと誓ったはずなのに。
そんな人間には、この曲は眩しすぎた。だから泣けなかった。目の方向は彼女達を捉えていても心で向き合えてなかった。
だからその後の青ジャン後のアンコールも、言えなかった。
ライブが終わり、後から思い返してみるとやっぱり自分はどうしようもなく弱い人間なんだと思い知らされました。
でも、それだけで終わってしまっては今までと同じです。前を向かなければ。これからの公演は 絶対、最初から最後までみんなを信じよう。たとえ周りが誰も言っていなくたって、LV会場だって、アンコールのときに最初から最後までAqoursと言い続けよう。人によっては当たり前のことだけど、やれました。
以上が下らない1人のオタクにとっての3rd Live Tourでした。中々言い出せなかった本音を書きました。もしかしたら、書かない方がよかったのかもしれない。共感も得られないかもしれない。でも、自分が耐えられなかった。自分自身に嘘をつき続けることが。
これから先、ラブライブサンシャイン!とどう向き合っていくのか、明確な答えはでていません。でも、このライブの事は自分にとっての大切な思い出です。
答えはいつでも自分の胸にある。でもきっと、それは見つけにくいものだ。少なくとも僕にとっては。その答えを探すためにこれからも追いかけていくのだろう。
僕にとっての届かない星を。