高坂穂乃果ちゃんの誕生日に、自分語り

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みなさん、おはようございます、こんにちは、こんばんわ。はじめましての方ははじめまして、おゔにるです。

突然ですが、今日は何の日かご存知ですか?

え?タイトル見りゃわかるよバーーカ?、知ってるに決まってんだろもったいぶってんちゃうぞボケ?

・・・・・ア、ハイ。ソウデスネ・・

そうです。μ'sの発起人であり、リーダー。ラブライブ!における主人公である、高坂穂乃果ちゃんの誕生日です!(当たり前すぎ)

 

そんなめでたい日にぼくは何をするのか。そう、自分語りです。(出たァー!!おゔにる得意のクセェー自分語りだァーーーー!!!)

 

自分が語りが苦手な方は、そっ閉じして下さい。

 

はい。ここからはくそオタクの自分語りが好きな酔狂な方(失礼)に向けて書きます。

 

もともと自分は今回の穂乃果ちゃんの誕生日、ツイッターでお祝いメッセージを書き、短歌を詠んで、絵でも描こうかなーぐらいに思っていました。

用意していたメッセージと、短歌をツイッターでつぶやき、皆さんの暖かい反応に有頂天となり、ふと絵を描こう思ったときに引っかかりました。どんな絵を描こう・・・

衣装は?ポーズは?表情は?下手な絵ですが、今までにこちゃん、千歌ちゃんを描いた時にはすんなりイメージできたのに、今回はやけに迷いました。僕は、どんな穂乃果ちゃんが好きなんだろう・・・

 

ヒントを得るため、FINAL LIVEの映像を観ようと思いました。こんなくそ下手オタクでも、絵を描くときにはこだわりがあり、キャストさんとキャラのイメージが重なる瞬間を絵にしようとは努力しているのです(できているとは言っていない)

迷ってるとはいえ、衣装モチーフは決まっていました。僕の大好きな曲の衣装です。

 

突然ですが、皆さん、μ'sの曲で一番好きな曲は何ですか?、その理由は?(出たァーー!!おゔにる得意の脱線だァーーーー!!!)

一番好き。オタクには禁句の質問ですね、わかりまぁす(は? 

中々一番は決めにくいものです。なぜか。色んな判断基準があるからです。

メロディーが好き、歌詞が好き、振り付けが好き、特別な思い入れがある、なんとなくシンパシーを感じるetc・・・。

ジャンルごとに1番は決められても、総合は決めづらい。そういうことありませんか?

それを踏まえた上で僕の一番好きな曲は、

 

MOMENT RINGです。

 

なぜ好きか。理由を問われれば長くなります。(えぇー)

もともと、自分は好きな曲を決める基準はほぼ、メロディーでした。聴いていて単純にノれるか、いい歌声か。そういうのが好きな曲の判断基準でした。歌詞は二の次。強いて言えば、言葉の響きを気にするくらい。

 

それが、ラブライブにハマり始め、覆されました。

ラブライブ楽曲の大きな特徴の一つ。それは一つの物語を内包する、奥深い歌詞です。それは時に歌う彼女達の内面を描き、これまでの軌跡を描き、果てには未来さえも予知します。そして、曲を聴く僕たちにも強いメッセージを投げかけてきます。

 

それを強く僕に実感させたのがMOMENT RINGという楽曲です。

 

正直、このMOMENT RINGという曲、以前の僕の基準にのっとって言えば、あまり刺さりませんでした。(その証拠にカップリングである、さようならへさよなら!の方が僕に刺さり、そればかり一時期聴いていました。)

そんな僕にこの曲を強く意識させた時はいつか。それは、μ'sのFINAL LIVEのBDにおいて、この曲を聴いた時です。(何を隠そう、ラブライブ!関連ライブ初視聴がこれです)フルもまともに聴いていなかったのに、衝撃を受けました。涙が溢れてきました。なんだこれは。この曲はなんなんだ。脚色なく、人生観が変わるほどの衝撃でした。みんながモメリンがやばいと言っていたのはこういうことか。

 

思えばここから、自分は本気でラブライブ!にハマり始めました。この曲は、μ'sだけに留まらず、ラブライブという作品、ひいてはスクールアイドルプロジェクトを現している、集大成の曲です。まさにファイナルシングルに相応しい曲です。

では、僕はこの曲のどこが好きなのか。正直に言えば全部なのですが(オイ)、特に好きな部分は歌詞です。とはいえ、いちいち全部考察していては、恐ろしい長文になってしまいます。なので、特に印象的な歌詞を中心に話していきます。

僕が特に刺さった歌詞それは、

"終わらない青春"

"何度だって青春"

この2フレーズです。

みなさん、青春と聞いたら何を連想しますか?

自分の経験から想像できる方は話が早いでしょう。しかし、そういう人ばかりではありませんよね。

学生時代の恋愛?学業?部活?甲子園と言ったらその最たるものですよね。高校生限定の青春。そこにすべてを賭ける。そこからプロになる選手もいれば、そうじゃない人もいる。だけど後先考えずに全力で取り組む。これらに共通するものは何か。有限性です。限りがある。年数の差こそあれ、学生の間のみの体験。

だから、みんな大人になれば、懐かしむ人もいますよね。

”あの頃はがんばっていたなぁ” "あの頃は輝いてた" ”あの時にもどりたいなぁ”

そう言って。

 

僕自身はどうか。すくなからず甘酸っぱい思い出もあったけど、今までの人生、本気で打ち込んだものは正直言ってありません。

はっきり言います。ぼくには懐かしむ青春はほぼありません。だから上記のような事を言う人の気持ちはあまりわかりません。

 

俗に言う灰色の青春。無色の青春といったほうが近いか。

なんとなくで生きてきた。辛いことからはできるだけ逃げてきた。

そんなんだから、仕事を始めても、しょうもないことで怒られ、馬鹿にされた。でも、努力しなかった。

空虚な日々を送っていた。いつ死んでもよかった。自殺願望はないけど。死ぬとき苦しいのやだし。そう甘ったれたことを考えていた。

ほんとにどうしようもない、空っぽな人間。それが僕だった。

 

でもある日、それを覆す出来事が起きた。

μ'sのFINAL LIVE。もう直接観る事の叶わない、彼女達の最後の輝き。その中の終盤のたった1曲。それが僕の人生を変えた。

その曲の一節、"終わらない青春はここにある" "いいよいいよ何度だって青春!"衝撃だった。それを歌う物語の中のμ'sは高校生、しかし、それを演じる現実のμ'sは20代半ばから30代。一般的には青春が過ぎている年齢だ。

しかし、彼女達はキラキラ輝いていた。もう二度とはないこの瞬間を、必死に閉じ込めようとしている。それを観ているみんなに、届けようとしている。永遠に輝き続ける青春は、そこに確かにあった。そして、自分を指差し、こちらに向かって指を差す。"あたらしい夢が生まれてくると、僕たちは知ってるよ"と。

なんてことだ。俺は、勝手にあきらめていたんだ。一生このままだと。でも違った。いつだって限界を決めてしまうのは自分だ。夢は逃げない、逃げるのは自分だ。いいのか、このままで。いいはずがない。もう、知ってしまったから。

何度だって青春していいんだ!!何歳になったって、遅すぎることはない!一度しかない人生、楽しくできるのは自分だけだ!

しかし、同時に悔やんだ。なぜ、彼女達を追いかけることができなかったのか・・こんな素晴らしい事を教えてくれた彼女たちを、もう応援できない、感謝できない・・僕はいつだってそうだ。通り過ぎてから気づく。ラブライブだって、知っていたのに・・そんな事を考え、自己否定に走り、μ'sの影を追い続ける僕を救ってくれた言葉があった。

 

"その物語と出会った瞬間が『ラブライブ!』という夢の始まりなんです!"

 

そう、高坂穂乃果役、新田恵海さんの言葉だ。僕の人生の目標とする人の言葉だ。この言葉に僕は本当に救われた気分だった。そして思った。終わりじゃない。彼女達が残したものを引き継いだあたらしい夢があるじゃないか。まだ間に合う。追いかけられる。

そして、あたらしい夢に魅せられ、同じ夢を見るファンの方々と出会い、僕はやっと気付いた。すべてに意味がある。こんな僕の人生でさえも。このラブライブとの出会い方にも。これは僕だけのものだ。 

この出会いを大切にしたい!もう時を巻き戻したいだなんて思いたくない!だってそれが自分にしかないラブライブ!との向き合い方だから。

いつだって、今が最高!だから。

 

さて、やっと結論にたどり着きましたね。

そして今追いかけてるあたらしい夢のほかに、夢ができました。

それは、こんな素晴らしいことに気付かせてくれたμ'sメンバーの皆さん1人1人にお礼を言うことです。

新田恵海さんは言いました。私達はずっとμ'sだと。また会えると。

でも、それを待ってるだけでいいのか?いや、違う。僕から会いに行くんだ!それぞれの方が最も輝いているステージで、お礼を言うんだ!届かなくてもいい、どんなに時間がかかってもいい。

動け!自分から!と思い、勝手に自分の中で"μ'sありがとうプロジェクト(おゔにる編)"という企画を立ち上げました。

 

現在(2018年10月14日⇨随時更新)会いに行けたのは新田恵海さん、楠田亜衣奈さん、南條愛乃さんまでとなっています。残り6人!

 

まぁそれはどうでもいいか(え

相変わらず長い自分語りはこれで終わりです。お付き合いありがとうございました。

 

最後に、今日が誕生日の彼女へ、メッセージを。

 

穂乃果ちゃんへ

 

穂乃果ちゃん、誕生日おめでとう。

僕は、君と出逢って、本当に世界が変わったよ。こんなに世界が綺麗で、色鮮やかだったってこと、今まで知らなかったよ。

限られた時間の中で輝いた君は、ほんとに太陽みたいに眩しくて、でも、暖かくて。辛いときにはそっと寄り添ってくれるくらい優しくて。そんな君が大好きです。これからもずっと。

君と君の仲間が残してくれたものを引き継いだ彼女達も、君達に負けないくらい、輝いているよ。彼女達と一緒に走るのもすごく楽しいよ。

でも、いつかまた、会いたいな。僕が大好きで、尊敬しているあの人と一緒に。そんな日を夢見て、僕は生きてるよ。

 

ほんとに生まれてきてくれてありがとう。これからはもっとよろしくね。

 

                                  おゔにるより

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